空に飛んで行った風船
かおたん + 五六四〇
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君は泣いていた
涙は風に流れて消えた
夕暮れの街角
ひとり佇む
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君の手に握られていた
風船の行方を見守る
やがて見えなくなる
その影
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きっとどこかへ
飛んで行ってしまったんだろう
君は何も言わずに俯いて
ただじっと
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何も言えなかった
慰めの言葉さえ
見つからなかった
どうしてだろう
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胸の奥が痛くて苦しかった
そっと背中に
手を当ててみるけれど
君は泣き止みはしなかった
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声を上げて泣く事もせず
ただ静かに涙を流し
しばらくして
ようやく落ち着いたのか
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ゆっくりと顔を上げた君の顔には
もう悲しみの色はなかった
「ありがとう」
君は一言だけ言って笑った
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