新たな灯りへ
みっちゃん
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父がいて母がいて私はいた
それは変わりなくまぎれもない
親は十字架子供は重圧
それぞれに抱きながら
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慣れない暮らしに追われて
いつしか心も凍えた
それでもどこかで信じたのは
まだ見ぬ家族の微笑み
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姉がいて兄がいて私はいて
互いに想いはありながら
背中合わせでときはすぎて
一人心は遠回り
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気がつけば君たちが生まれて
穢れのなかったあの日の私を
想い返して苦笑い
五つのその手よ未来へ
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君たちが歩む道にも
晴れの日雨の中曇りの日
心に嵐が吹く日も
少なくないでしょう
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| 7 |
それでも人は人に流れ
出会いに救われ勇気を得て
新たな灯りに誘われて
知らぬ間に歩み出せる
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| 8 |
家族の歴代足元に
幸せな日々をありがとう
続きは君たち次第さ
私はここにいるから
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