眠気をバスに例えてみると
朝泡鈴菜
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冷たい風が吹いた夜
みぞれまじりの雪が降っていた
たった一人で
バスを待っていた
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闇に溶けていきそうだ
いっそ溶けた方がいい
かもしれないな
思考はぐるぐる回る
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そんな時でもバスは来ない
まだですかって問い合わせたら
運転手の気分次第だって言われた
苦笑してしまった
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ずっと待っていたはずのバスは
ふとした瞬間に来た
静かにそっと来た
俯いていた顔を上げる
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ゆっくりステップを上がって
ICカードをタッチした
ピピッと音がして
僕を迎え入れてくれる
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行き先はそれぞれ
ミステリーツアーみたい
行き先によって変わるのは今夜の夢
いい夢が見られますように
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