祖国
もぼ
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愛したり恨んだりするには他人が必要
一つのことを信じることは
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べつのことを裏切るということだ
信じるというのは 残酷なことなのだ
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教育は与えるものではなく
受け取るものである
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身を捨てるに値するだろうか 祖国よ
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なぜ 国家には旗がありながら ぼく自身には旗がないのだろうか
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国家には「君が代」がありながら
ぼく自身には主題歌がないのだろうか
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政治は血を流さない戦争で 戦争は血を流す政治である
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だから
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明日何が起こるかわかってしまったら 明日まで生きる意味がなくなる
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私は いったい誰の「身代わり」なのだ
私は誰の馬券を的中させるために
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今日の荒野をひた走りに走り続けているのであろうか?
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たまには怒ったらどうですか?
怒ると 人間らしくなる
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少なくとも怒れるってことは
植物じゃできないことだからね
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