僕の儚い恋
ETOSHI
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森に続いてた足跡をたどって
僕は森の妖精に出会った
「私はここでずっと何年も
この森を守ってきたのです。」
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宙に浮いたきれいなその姿に
僕は目を奪われていたでも
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君は寂しそうな顔で言う
「ここには、私一人しかいないんだ、」と
小さな体でずっと何年も
この森を守ってきたんだね
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それからの僕は妖精に会いに
毎日のように森に出かけた
雨の日も雪の日も
必ず僕を待つ君のもとへ
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君の喜ぶ顔が見たいんだよ
だから今日も待っていてほしいずっと
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ずっとこんな時間が続けば
きっと君もそんな風に思ってるかな
かなわない恋が幼い僕らの
前に立ちはだかる
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いつものように足跡をたどって森へ
そこでふと思ったこの足跡は誰のだ
僕が来る前からあった確か森には
あの子しか居ないはずいやな予感がする
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その夜こっそり森の中へ
様子を見に行った
妖精は
夜の妖精になっていた・・・。
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