326541 / 突撃レーザー
シュウェップスを飲みにいく人夏が来ていて、日中はとても暑いから
喉が渇き水を飲むのだった
その日は五月に七月下旬の気温で
ジュースを買いに自動販売機にいったのだった
家から出て、自動販売機まであと500m
彼の田舎は人がまばらで
日曜日だけど人の気配はあまりなかった
自動車は時々通る彼は家の前の道を歩いた
自動販売機まであと400m
空はあおぞら快晴である
道路の道ばたにミミズが死んでるのをみた
雨のあとの快晴はミミズを路上でくたばらせるのだ
自動販売機まであと300m
横断歩道の赤信号に止まった
彼の行く道に車はこない
焦ることもないし彼はただ立ち止まっていた
自動販売機まであと200m
歩きながら何かを考えている
というふうでいて実は何も考えてないのだ
ただ青空の下の風景を歩きながら見てた
自動販売機まであと100m
なにを買おうか考えてなかった、
そうだな、こんな暑い日は
炭酸飲料なんてどうだろう
自動販売機まであと50m
♪ |
■コメント追記は登録者のみ |