![]() ![]() Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
||||||||||
![]()
|
id = 788665
フランダースの犬(ネロとパトラッシュの死) / マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー作 荒木光二郎訳 作曲クーマー |
||||||||||||||||||||||
節 | 拍子 | 和声 | 主旋律 | 副旋律 | 伴奏 | 演奏 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
調の設定 | 和声進行 | 小節選択 | リズム型 | 上限 | 下限 | 旋律型 | リズム型 | 上限 | 下限 | 旋律型 | 伴奏音形 | サブ音形 | ドラムス | 速度指定 | 歌声 | 音声音量 | 歌声2 | 声量2 | 伴奏楽器 | サブ楽器 | ||
1 | 4/4拍子♩♩♩♩ | ♯♯♯ | 「God knows」風 | 第 7, 8 小節のみ | 拍刻み和音4分 | ロック風02ss | バラード | (MM108) | ストリングアンサンブル 1 | アコースティックピアノ | ||||||||||||
♪ ⇔ |
||||||||||||||||||||||
2 | ↓ | ↓ | ↓ | 8小節全部使う | 8ビート(シンプル) 1 | ↓ | ド | 時々跳躍進行 | 8ビート(シンプル) 1 | ↓ | ↓ | smooth | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 子供アニメ声 | ↓ | 女声アニメ声 | 0dB (標準音量) | ↓ | ↓ |
パトラッシュはしんとしずまり返った
| 丸天井の広大な空間の中を、
| そのしるしをたどっていきました。 ⇔ = ぱ^とら_っしゅ/わ/し^んと/し^ずまりか_えっ/た/ /;ま^るて_んじょお/の/こ^おだい/な/く^うかん/の/な_か/お/ /;そ^の/し^るし/お/た^どっ/て/い^き/まし/た |
||||||||||||||||||||||
3 | ↓ | ↓ | 1-3(7)-6m-1-4-1-2m7-2m7on5-1 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
そして、まっすぐ教会の
| 内陣の入り口まで来ると、
| 石の床の上に倒れている
| ネロを発見しました。 ⇔ = そ^して/ま^っす_ぐ/きょ^おかい/の/ /;な^いじん/の/い^りぐち/まで/く_る/と/ /;い^し_/の/ゆ^か/の/う^え/に/た^おれ_/て/い^る/ /;ね_ろ/お/は^っけん/し^/まし/た |
||||||||||||||||||||||
4 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
パトラッシュは忍び寄り、
| 少年の顔を触りました。
| 「ぼくがあなたに忠実でなく、
| あなたを見捨てるとでも思ったのですか? ⇔ = ぱ^とら_っしゅ/わ/し^のびよ_り/ /;しょ^おねん/の/か^お/お/さ^わり/まし/た/ /;ぼ_く/が/あ^な_た/に/ちゅ^うじつ/で/な_く/ /;あ^な_た/お/み^すてる/と/で/も/お^も_っ/た/の/です/か |
||||||||||||||||||||||
5 | ↓ | ↓ | ヘビロテCメロ | ↓ | 8ビート(シンプル) 2 | ↓ | ↓ | ↓ | 8ビート(シンプル) 2 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
ぼくが犬だからって?」
| パトラッシュは人間の言葉は話せませんでしたが、
| 黙ってさわることで
| こうネロに語りかけたのです。 ⇔ = 歌詞をせっと5 して以下を確認・修正 /;ぼ_く/が/い^ぬ_/だ/から/って/ /;ぱ^とら_っしゅ/わ/に^んげん/の/こ^とば_/わ/は^なせ_/ませ/ん/でし/た/が/ /;だ^ま_っ/て/さ^わる/こ^と_/で/ /;こ^お/ね_ろ/に/か^たりかけ_/た/の/です /; |
||||||||||||||||||||||
6 | ↓ | ↓ | ヘビロテCメロ2 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
少年は低く叫びながら起きあがり、
| パトラッシュを抱きしめました。
| 「一緒に死のう」と、
| ネロはつぶやきました。 ⇔ = しょ^おねん/わ/ひ^く_く/さ^け_び/ながら/お^きあがり/ /;ぱ^とら_っしゅ/お/だ^きしめ_/まし/た/ /;い^っしょ/に/し^のお/と/ /;ね_ろ/わ/つ^ぶや_き/まし/た |
||||||||||||||||||||||
7 | ↓ | ↓ | パレオSKE | ↓ | 「世界に一つだけの花」風 | ↓ | ↓ | ↓ | 「世界に一つだけの花」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
「みんな、ぼくたちに用はないんだ。
| ぼくたち、二人きりなんだよ」
| その答えに、パトラッシュは
| もっとネロのそばに近づき、 ⇔ = 歌詞をせっと7 して以下を確認・修正 /;み^んな_/ぼ_く/たち/に/よ_お/わ/な_い/ん/だ/ /;ぼ_く/たち/ふ^たり_/きり/な/ん/だ/よ/ /;そ^の/こ^た_え/に/ぱ^とら_っしゅ/わ/ /;も_っと/ね_ろ/の/そ_ば/に/ち^かず_き |
||||||||||||||||||||||
8 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
頭を若い少年の胸の上に乗せました。
| パトラッシュの茶色の、悲しい目に、
| 大粒の涙が浮かびました。 ⇔ = あ^た_ま/お/わ^か_い/しょ^おねん/の/む^ね_/の/う^え/に/の^せ/まし/た/ /;ぱ^とら_っしゅ/の/ちゃ^いろ/の/か^なしい/め_/に/ /;お^おつぶ/の/な_みだ/が/う^かび/まし/た |
||||||||||||||||||||||
9 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
自分自身のためではありませんでした。
| なぜなら、パトラッシュは
| 幸せだったのですから。 ⇔ = じ^ぶんじ_しん/の/た^め_/で/わ/あ_り/ませ/ん/でし/た/ /;な_ぜ/なら/ぱ^とら_っしゅ/わ/ /;し^あわせ/だっ/た/の/です/から |
||||||||||||||||||||||
10 | ↓ | ↓ | 世界中の子どもたちが中間部 | ↓ | 8ビート(変化のある) | ↓ | ↓ | ↓ | 8ビート(変化のある) | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
彼らは刺し通すような寒さの中で、
| 一緒にぴったり寄り添って
| 横たわっていました。 ⇔ = か_れ/ら/わ/さ^しと_おす/よ_お/な/さ^む_/さ/の/な_か/で/ /;い^っしょ/に/ぴ^った_り/よ^りそ_っ/て/ /;よ^こたわ_っ/て/い^/まし/た |
||||||||||||||||||||||
11 | ↓ | ↓ | パレオSKE | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
北の海からフランダース地方の
| 堤防を吹き抜けてきた激しい風は、
| まるで氷の波のようでした。 ⇔ = き^た/の/う_み/から/ふ^らんだあすちほお/の/ /;て^えぼお/お/ふ^きぬけ_/て/き_/た/は^げし_い/か^ぜ/わ/ /;ま^るで/こ^おり/の/な^み_/の/よ_お/でし/た |
||||||||||||||||||||||
12 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
それは触れた生き物すべてを凍らせました。
| 彼らがいた巨大な石造りの丸天井の建物の内部は、
| 雪に覆われた外の平野より、
| もっとひどく冷たかったのです。 ⇔ = そ^れ/わ/ふ^れ/た/い^きものすべて_/お/こ^おら/せ/まし/た/ /;か_れ/ら/が/い^/た/きょ^だい/な/い^しず_くり/の/ま^るて_んじょお/の/た^て_もの/の/な_いぶ/わ/ /;ゆ^き_/に/お^おわ/れ/た/そ_と/の/へ^えや/より/ /;も_っと/ひ^ど_く/つ^めたかっ/た/の/です |
||||||||||||||||||||||
13 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
時々、コウモリが闇で動きました。
| 時々、かすかな光が、彫像が
| 列になっているところに差し込みました。 ⇔ = と^きどきこおも_り/が/や^み_/で/う^ご_き/まし/た/ /;と^き_どき/か_すか/な/ひ^かり_/が/ちょ^おぞお/が/ /;れ_つ/に/な_っ/て/い^る/と^ころ_/に/さ^しこみ/まし/た |
||||||||||||||||||||||
14 | ↓ | ↓ | 「God knows」風 | ↓ | 8ビート(シンプル) 1 | ↓ | ↓ | ↓ | 8ビート(シンプル) 1 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
ルーベンスの絵の下で
| 彼らは一緒に静かに横たわり、
| 寒さで感覚がまったく麻痺して、
| ほとんど夢見心地になりました。 ⇔ = る_うべんす/の/え_/の/し^た/で/ /;か_れ/ら/わ/い^っしょ/に/し_ずか/に/よ^こたわ_り/ /;さ^む_/さ/で/か^んかく/が/ま^ったく/ま_ひ/し^/て/ /;ほ^とんどゆ_めみここち/に/な_り/まし/た |
||||||||||||||||||||||
15 | ↓ | ↓ | ↓ | 第 5, 6, 7, 8 小節のみ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
一緒になって、彼らは
| 昔の楽しかった日のことを夢見ました。 ⇔ = い^っしょ/に/な_っ/て/か_れ/ら/わ/ /;む^かし/の/た^のし_かっ/た/ひ^/の/こ^と_/お/ゆ^め_み/まし/た |
||||||||||||||||||||||
16 | ↓ | ↓ | ↓ | 8小節全部使う | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
夏の草原の中、花が咲いている
| 草の間をぬって追いかけっこをしたり、
| 晴れた日に高いガマの木陰の水際に座って、
| 船が海の方へ行くのを見た日のことを。 ⇔ = な^つ_/の/そ^おげん/の/な^か_はな/が/さ^い/て/い^る/ /;く^さ_/の/あ^いだ/お/ぬ^っ/て/お^いかけ_/っこ/お/し^/たり/ /;は^れ_/た/ひ^/に/た^か_い/が^ま/の/こ^かげ/の/み^ずぎわ/に/す^わっ/て/ /;ふ_ね/が/う_み/の/ほ_お/え/い^く/の/お/み_/た/ひ^/の/こ^と_/お |
||||||||||||||||||||||
17 | ↓ | ↓ | 1-3(7)-6m-1-4-1-2m7-2m7on5-1 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
突然、暗闇の中から、
| 大きな白い光が通路いっぱいに流れ出しました。
| 雲の間から、月が輝きました。
| 雪は、やみました。 ⇔ = と^つぜん/く^らやみ/の/な_か/から/ /;お_おきな/し^ろ_い/ひ^かり_/が/つ^うろいっ_ぱい/に/な^がれだ_し/まし/た/ /;く_も/の/あ^いだ/から/つ^き_/が/か^がや_き/まし/た/ /;ゆ^き_/わ/や^み/まし/た |
||||||||||||||||||||||
18 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
外の雪から反射される光は、
| 夜明けの光のように明るく輝きました。
| 光はアーチを伝って二つの
| 絵の上を照らしました。 ⇔ = そ_と/の/ゆ^き_/から/は^んしゃ/さ^/れる/ひ^かり_/わ/ /;よ^あけ_/の/ひ^かり_/の/よ_お/に/あ^かるく/か^がや_き/まし/た/ /;ひ^かり_/わ/あ_あち/お/つ^たっ/て/ふ^た_つ/の/ /;え_/の/う^え/お/て^らし/まし/た |
||||||||||||||||||||||
19 | ↓ | ↓ | ヘビロテCメロ | ↓ | 8ビート(シンプル) 2 | ↓ | ↓ | ↓ | 8ビート(シンプル) 2 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
ネロはその絵をおおっていた
| 覆い布をさっと取りました。
| その瞬間、「キリスト昇架」と
| 「キリスト降架」が見えました。 ⇔ = ね_ろ/わ/そ^の/え_/お/お^おっ/て/い^/た/ /;お^おい_ぬの/お/さ_っ/と/と_り/まし/た/ /;そ^の/しゅ^んかんきりすとしょうか/と/ /;き^りすと_こうか/が/み^え_/まし/た |
||||||||||||||||||||||
20 | ↓ | ↓ | ヘビロテCメロ2 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
ネロは立ち上がって、
| 腕を絵の方に伸ばしました。
| 熱烈な歓喜の涙が、
| 彼の血の気のない顔に輝きました。 ⇔ = ね_ろ/わ/た^ちあがっ/て/ /;う^で_/お/え_/の/ほ_お/に/の^ば_し/まし/た/ /;ね^つれつ/な/か_んき/の/な_みだ/が/ /;か_れ/の/ち^のけ/の/な_い/か^お/に/か^がや_き/まし/た |
||||||||||||||||||||||
21 | ↓ | ↓ | パレオSKE | ↓ | 「世界に一つだけの花」風 | ↓ | ↓ | ↓ | 「世界に一つだけの花」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
「ぼくは、とうとう見ることができた!」
| ネロは声を出して泣きました。
| 「神さま、もう十分です!」 ⇔ = ぼ_く/わ/と_おとお/み_る/こ^と_/が/で^き_/た/ /;ね_ろ/わ/こ_え/お/だ_し/て/な^き/まし/た/ /;か^み_さま/も^お/じゅ^うぶ_ん/です |
||||||||||||||||||||||
22 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
足で支え切れなくなって
| ひざまづきましたが、
| ネロはなおあこがれていた
| キリスト像を見上げ続けていました。 ⇔ = あ^し_/で/さ^さえ/き^れ_/なく/な_っ/て/ /;ひ^ざまず_き/まし/た/が/ /;ね_ろ/わ/な_お/あ^こがれ/て/い^/た/ /;き^りすと_ぞお/お/み^あげ/つ^ずけ/て/い^/まし/た |
||||||||||||||||||||||
23 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
ほんのしばらくの間、まるで天国の玉座から
| 流れ出してきたかのように、
| 明るく、甘く、強い光が、
| あんなにも長い間ネロが見ることができなかった ⇔ = ほ^んの/し^ば_らく/の/あ^いだ/ま^るで/て_んごく/の/ぎょ^くざ/から/ /;な^がれだ_し/て/き_/た/か/の/よ_お/に/ /;あ^かるく/あ^まく/つ^よ_い/ひ^かり_/が/ /;あ^んな/に/も/な^が_い/あ^いだねろ/が/み_る/こ^と_/が/で^き_/なかっ/た |
||||||||||||||||||||||
24 | ↓ | ↓ | 世界中の子どもたちが中間部 | ↓ | 8ビート(変化のある) | ↓ | ↓ | ↓ | 8ビート(変化のある) | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
神聖な光景を照らしだしました。
| 突然、光は消えてしまいました。
| 再び暗闇がキリストの顔を覆(おお)いました。
| 再び少年は両腕で犬の体をだきしめました。 ⇔ = し^んせえ/な/こ^おけえ/お/て^らしだ_し/まし/た/ /;と^つぜん/ひ^かり_/わ/き^え/て/し^まい/まし/た/ /;ふ^たたび/く^らやみ/が/き^りすと/の/か^お/お/ふ_く/お_お/い^/まし/た/ /;ふ^たたび/しょ^おねん/わ/りょ^おうで/で/い^ぬ_/の/か^らだ/お/だ^きしめ_/まし/た |
||||||||||||||||||||||
25 | ↓ | ↓ | パレオSKE | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | 2拍弱起■「真夏の果実」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
「ぼくたち、もうじきイエスさまに会えるんだよ、
| あそこで」と、ネロはつぶやきました。
| 「イエスさまは、ぼくたちを
| 離ればなれになさりはしない、と思うんだ」 ⇔ = ぼ_く/たち/も^お/じ^きいえすさま/に/あ^え_る/ん/だ/よ/ /;あ^そこ/で/と/ね_ろ/わ/つ^ぶや_き/まし/た/ /;い^えす_さま/わ/ぼ_く/たち/お/ /;は^なれば_なれ/に/な^さ_り/わ/し^/ない/と/お^も_う/ん/だ |
||||||||||||||||||||||
26 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
翌朝、教会の大聖堂の聖壇のそばで、
| アントワープの人々は二人を見つけました。
| 彼らは、どちらも死んでいました。 ⇔ = よ^くあさきょ_おかい/の/だい/せ^えどお/の/せえ/だ_ん/の/そ_ば/で/ /;あ^んとわ_あぷ/の/ひ^と_びと/わ/ふ^たり_/お/み^つけ/まし/た/ /;か_れ/ら/わ/ど_ちら/も/し^ん/で/い^/まし/た |
||||||||||||||||||||||
27 | ↓ | ↓ | ↓ | 第 5, 6, 7, 8 小節のみ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
夜の寒さは、若い命も、年老いた命も
| 等しく、凍え死なせたのでした。 ⇔ = よ_る/の/さ^む_/さ/わ/わ^か_い/い_のち/も/と^しおい_/た/い_のち/も/ /;ひ^とし_く/こ^ごえし_な/せ/た/の/でし/た |
||||||||||||||||||||||
28 | ↓ | ↓ | 「God knows」風 | 8小節全部使う | 8ビート(シンプル) 1 | ↓ | ↓ | ↓ | 8ビート(シンプル) 1 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
クリスマスの朝が明けて、
| 司祭たちが教会にやってきた時、
| ネロとパトラッシュが一緒に
| 石の上に横たわっているのを発見したのです。 ⇔ = く^りす_ます/の/あ_さ/が/あ^け/て/ /;し^さい_たち/が/きょ^おかい/に/や^っ/て/き_/た/と^き_/ /;ね_ろ/と/ぱ^とら_っしゅ/が/い^っしょ/に/ /;い^し_/の/う^え/に/よ^こたわ_っ/て/い^る/の/お/は^っけん/し^/た/の/です |
||||||||||||||||||||||
29 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
覆いがルーベンスのすばらしい名画からはずされ、
| 二人の頭上では、朝日の新鮮な光が、
| いばらの冠をかぶった
| キリストの頭を照らしていました。 ⇔ = お^おい/が/る_うべんす/の/す^ばらし_い/め_えが/から/は^ずさ/れ/ /;ふ^たり_/の/ず^じょお/で/わ/あ_さひ/の/し^んせん/な/ひ^かり_/が/ /;い^ばら/の/か^んむり/お/か^ぶ_っ/た/ /;き^りすと/の/あ^た_ま/お/て^らし/て/い^/まし/た |
||||||||||||||||||||||
30 | ↓ | ↓ | ↓ | 第 7, 8 小節のみ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ||||||||||||
♪ ⇔ |