文豪いんすとぅるめんたる
ベートーアルト
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副歌詞 |
副歌詞の 読みと抑揚 |
作曲条件設定(一部) |
1 |
吾輩は猫である。
名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。 |
わ^がはい_わ/ね_こで/あ_る
な^まえわ/ま^だない
ど_こで/う^まれた_か/と^んとけ_んとおが/つ^か_ぬ
な_んでも/う^すぐらい/じ_めじめ/し^た/と^ころ_で/にゃ^あにゃあないて_いた/こ^と_だけわ/き^おくして_いる
|
メロスは激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。
メロスは、村の牧人である。 |
め_ろすわ/げ^きど_した
か^ならず/か_の/じゃ^ちぼ_おぎゃくの/お_おお/の^ぞかなけれ_ば/な^ら_ぬと/け^つい_した
め_ろすにわ/せ^えじが/わ^から_ぬ
め_ろすわ/そ_んの/ぼ^くじんで/あ_る
| ●歌声指定=チェロ
●リズム形=「言葉にできない」風
●音域下限=B3 (下のシ)
●音域上限=A4 (ラ)
●和声進行=「エーデルワイス」風
●調の設定=♯ =ト長調/ホ短調=Gmaj/Emin
●速度指定=112
●伴奏楽器=アルトサックス
●伴奏音形=軽快02ss
●サブ楽器=チャーチオルガン
●サブ音形=アルペジオ16分上下
●ドラムス=バラード
●小節選択=7 8
●旋律の型=ほぼ順次進行
●音声音量=0
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2 |
吾輩はここで始めて人間というものを見た。
しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。
しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。 |
わ^がはい_わ/こ^こ_で/は^じめて/に^んげんと/ゆ^う/も^の_お/み_た
し^か_も/あ_とで/き^くと/そ^れ_わ/しょ^せえと/ゆ^うにんげんちゅうで/い^ちばんど_おあくな/しゅ_ぞくで/あ_った/そ_おだ
こ^の/しょ^せえと/ゆ^う_のわ/と^き_どき/わ^れわれ_お/と^ら_えて/に^て/く_うと/ゆ^う/は^なし_で/あ_る
し^か_し/そ^の/と_おじわ/な_んと/ゆ^う/か^んが_えも/な_かったから/べ^つだんおそれ_し/い_とも/お^もわ_なかった
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笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此のシラクスの市にやって来た。
メロスには父も、母も無い。 |
ふ^えお/ふ_き/ひ^つじと/あ^そんで/く^らして_きた
け_れど/も/じゃ^あくに/た^い_してわ/ひ^と/い^ちばいに/び^んかんで/あ_った
きょ^おみめえめ_ろすわ/そ_んお/しゅ^っぱつ_し/の_お/こ^え/や^まごえ/じゅ_うり/は^な_れた/こ^のし_らくすの/し_に/や^って_きた
め_ろすにわ/ち^ち_も/は_はも/な_い
| ●歌声指定=ギターハーモニクス
●リズム形=正統派行進曲風02ss
●音域下限=D4# (レ♯)
●音域上限=D5# (上のレ♯)
●和声進行=シンプル2
●調の設定=♭♭♭♭ =変イ長調/ヘ短調=Abmaj/Fmin
●速度指定=112
●伴奏楽器=声「おー」
●伴奏音形=軽快02ss
●サブ楽器=チャーチオルガン
●サブ音形=アルペジオ16分上下
●ドラムス=バラード
●小節選択=1 2 3 4 5 6 7 8
●旋律の型=順次/跳躍進行おりまぜ
●音声音量=0
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3 |
ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。
掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始であろう。
この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。
第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶だ。 |
た_だ/か_れの/て_のひらに/の^せられて/す_うと/も^ちあげられた/と^き/な_んだか/ふ^わふわ_した/か^んじが/あ_ったばかりで/あ_る
て_のひらの/う^えで/す^こしお_ちついて/しょ^せえの/か^おお/み_たのが/い^わゆるに_んげんと/ゆ^う/も^の_の/み^しで/あ^ろ_お
こ^の/と^き/みょ_おな/も^の_だと/お^も_った/か^んじが/い_までも/の^こって_いる
だ^いいち_もおお/も_って/そ^おしょくされ/べ^き_はずの/か^おが/つ^るつる_して/ま^るでや_かんだ
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女房も無い。
十六の、内気な妹と二人暮しだ。
この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていた。
結婚式も間近かなのである。 |
にょ_おぼおも/な_い
じゅ_うろくの/う^ちきな/い^もおと_と/ふ^たりぐらしだ
こ^の/い^もおと_わ/そ_んの/あ^るりつげな/い^ちぼ_くじんお/ち^かじか/は^な_むこと/し^て/む^かえる/こ^と_に/な^って_いた
け^っこ_んしきも/ま_じかかなので/あ_る
| ●歌声指定=ティンクルベル
●リズム形=「ライオンハート」風
●音域下限=C4# (ド♯)
●音域上限=C5 (上のド)
●和声進行=風変わり1
●調の設定=♭♭♭♭ =変イ長調/ヘ短調=Abmaj/Fmin
●速度指定=112
●伴奏楽器=ブラスセクション
●伴奏音形=軽快02ss
●サブ楽器=チャーチオルガン
●サブ音形=アルペジオ16分上下
●ドラムス=バラード
●小節選択=1 2 3 4 5 6 7 8
●旋律の型=時々跳躍進行
●音声音量=0
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4 |
その後猫にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度も出会わした事がない。
のみならず顔の真中があまりに突起している。
そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙を吹く。
どうも咽せぽくて実に弱った。 |
そ^の/あ^と_ねこにも/だ^いぶ_あったが/こ^んなかた_わにわ/い^ち_ども/で^あわし_た/こ^と_が/な^い
の^みなら_ず/か^おの/ま^んなかが/あ^まり_に/と^っきして_いる
そ_お/し^て/そ^のあなの/な_かから/と^き_どき/ぷ_うぷうと/け^むりお/ふ_く
ど_お/も/む^せ_ぽくて/じ^つ_に/よ^わ_った
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メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。
先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。
メロスには竹馬の友があった。
セリヌンティウスである。 |
め_ろすわ/そ^れ/ゆ^え/は^な_よめの/い_しょおやら/しゅ^くえんの/ご^ちそおやらお/か^いに/は^るば_る/し_に/や^って_きたのだ
ま_ず/そ^の/し^な_じなお/か^いあつ_め/そ^れ_から/と_の/お_おじお/ぶ^らぶらある_いた
め_ろすにわ/ち^く_ばの/と_もが/あ_った
せ^りぬ_んてぃうすで/あ_る
| ●歌声指定=琴
●リズム形=「Greeeeeeen」風
●音域下限=E3 (下のミ)
●音域上限=C5# (上のド♯)
●和声進行=シンプル2
●調の設定=♯♯ =ニ長調/ロ短調=Dmaj/Bmin
●速度指定=112
●伴奏楽器=ピッコロ
●伴奏音形=軽快02ss
●サブ楽器=チャーチオルガン
●サブ音形=アルペジオ16分上下
●ドラムス=バラード
●小節選択=1 2 3 4 5 6 7 8
●旋律の型=順次/跳躍進行おりまぜ
●音声音量=0
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5 |
これが人間の飲む煙草というものである事はようやくこの頃知った。 |
こ^れ_が/に^んげんの/の_む/た^ばこた_ばこと/ゆ^う/も^の_で/あ_る/こ^と_わ/よ^おやく/こ^の/こ_ろ/し^った
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今は此のシラクスの市で、石工をしている。
その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。
久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。 |
い_まわ/こ^のし_らくすの/し_で/せ^っこおお/し^て_いる
そ^の/と_もお/こ^れ_から/た^ずねて_みる/つ^もりな_のだ
ひ^さしくあわ_なかったのだから/た^ずねて_いくのが/た^のし_みで/あ_る
| ●歌声指定=スチールドラム
●リズム形=「ガラスの少年」風
●音域下限=G4 (ソ)
●音域上限=A5# (上のラ♯)
●和声進行=センチメンタル
●調の設定=♭♭♭ =変ホ長調/ハ短調=Ebmaj/Cmin
●速度指定=112
●伴奏楽器=カリオペ
●伴奏音形=軽快02ss
●サブ楽器=チャーチオルガン
●サブ音形=アルペジオ16分上下
●ドラムス=バラード
●小節選択=1 2 3 4 5 6 7 8
●旋律の型=ほぼ跳躍進行
●音声音量=5
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