688478 / 作詞:折尾けさ代/作曲:tao_hiro
蛹化天使(ようかてんし)愛の宝石たちが 砕けてつくった砂浜
悲しみでみたされていた海は もうすぐ涸れはてるのね
最後のひとしずくが 灼けているのどを流れて
佇んでいるひとりの天使の 泉を潤したとき
指にからまっている ちぎれた赤い糸では
ひかりかがやく傷口を 縫いあわせることはできないから
渇ききった世界を 翼がさらっていって
瞳のなかの深海に どこまでも深くねむってゆくの
紅玉(ルビー)をはさんでいる シオマネキが宇宙(そら)にとばした
蒼玉(サファイア)の泡(バブル)が 月にうたっている
なつかしいメロディーが カレンダーをめくりはじめた
夢がわれるたびに よみがえる潮騒
くもってしまった 青い水鏡を
あなたが翔びたつ日まで きれいに磨いておくから
それがこの惑星(ほし)の さいごの記念日ね
鏡の国のわたしに 「じゃあね」と微笑むその日は |
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