678151 / 作詞:折尾けさ代/作曲:tao_hiro
水晶のささやき声霜柱をかけてゆくと ついてくるの
ガラスの足おとが 波音といっしょに
氷のひかりはだんだん 色づくのよ
愛にちかづくほど 冷たくかがやいて
夜明けの海原に ただよっているのは
あの日のままの あなたなのね
流氷のうえから そっと抱きすくめて
とじた瞼を ひらかせたい
凍りついた 太陽の王冠から
黒い水鏡に 氷柱(つらら)がおちる
流れ星が 深海を乱したから
白い万華鏡が 廻りはじめる
覗きこんだ 月が
こぼしたのは 水晶のささやき声
火照りだした ほほに
みのったのは 常夏のあおい果実
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