636606 / 梟
敵はいない雲の欠片だけで出来た
像がそこに建っていた
人々はそれを指差して
オオカミたちを呼んでいた
【間奏】
豪雨 唐突 ポンコツ 反乱
場所を求めて 本音さがして
抱負 恍惚 ゲンコツ 混乱
同調してて 見えなくて
枷を被ってから出来た
猛獣たちは居なかった
僕達はそれを知っていて
それでも何かを押し付けた
【間奏】
自分自身を疑う目
手元からは逃げ去った
辺りを見渡すビジョンの画
いつも同じ景色ばかりで
檻の中を奔る鳥
いつしかそれは放たれた
辺り膨らむピジョンの音
どこも同じ響きばかりで
【後奏】
|
[開発用アカウント] 前衛的な詩に前衛的な音楽の模範例と思います。暴力的で不思議な世界ができています。
■コメント追記は登録者のみ |