603096 / mico
将来の夢将来の夢の欄に書いたカウンセラー
苦手なカタカナと聞きなれない言葉に
なんとなく書いた
小学校の卒業文集
あの子も書いたカウンセラー
いつも友達の友達のままだった
あの子も書いた
カッコいいと思っていた彼女が書いた
それ以来書けなくなっていたカウンセラー
僕が書いたのは一度だけ
なっちゃいけないタイプだとわかったから
書いた本当の理由もわかってる
あの子も書いたカウンセラー
タイプも見た目も正反対に思ってたけど
もしも理由が同じなら
僕たちは他人だった方が良かったのかもしれない
【間奏】
僕もあの子もならなかったカウンセラー
あの子は今日も走ってる
大人になっても友達の友達のまま
たぶんこれからも友達の友達のまま
僕もあの子もならなかったカウンセラー
あの子は今日も走ってる
大人になっても
たぶんこれからも
【後奏】
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