520411 / shuhei
夢錯乱物語夢の中の僕は小学生
言葉の暴力…なぜか凄いイジメを受ける
弱虫の僕は成すすべもなく泣きふせる
寂しくて…悲しくて…居たたまれなくて…
心の中でガラスが割れたように何かが壊れる
気が狂ったように僕はアイツを殴る
もうそこの僕は暴力に罪は感じない
恐怖と悲しみだけが僕の体をあやつる
奴は崩れ落ちる…僕は立ちすくむ…
何も変わらない…残ったのは悲しみだけ
奴は地を這いずる…僕は立ちすくむ…
何も変わらない…残ったのは苦しみだけ
下された理不尽な罰は退学
転校当日クラスのみんなに
付き添われて校舎を出る
見上げると窓からみんなが僕を見てる
先生に言われて見送ってるらしい
でもその目はけなしあざ笑い楽しんでる
まるで罪人を見るような目
「もう僕ヤダよ!」心の底から泣き叫ぶ
でも誰も救ってはくれない
恐怖と悲しみに包まれ心が痛い
泣きじゃくりながら校舎をあとにする
夢であってくれ!…と心で叫ぶ
悪夢から目が覚める…
気が付くと目には一筋の涙
夢の中の感情が残る
悲しくて…哀しくて…切なくて…
この夢は心の何を現すのか…
過去の恐怖が甦る
もう戻りたくない…病みたくない
夢は夢であってほしいと願う
どうすればこの苦しみから解放される?
どうすればこの悲しみ忘れられる?
そこに居るのは恐怖と悲しみに震え
怯えた幼い小学生…
ななな…
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