443640 / かめの りょう
正義感理不尽だ、と叫んだって、世界が変わる訳じゃなし、
ちっぽけなわたしが何かしたって世界はやっぱり変わらない。
けれどそれでも、わたしの正義に反することはできなくて、
社会に馴染めない、世渡りべたなままで。
わたしはわたしのままにしかなれないの。
小学生みたいなダサい正義感振りかざして、
どうにもならない自分にさえ苛立つけれど、
正義に振り回される自分を嫌いにもなれないな。
自分は曲げられないって、歪んだ世界への悲しい反抗で、
自分さえ傷つけていくけれど。
傷だらけでも進むしかなくて、誰かに笑われていても。
それでもわたしは負けないの。
|
■コメント追記は登録者のみ |