428222 / 織笛自動合唱団
合唱コンクールの思い出毎年この季節になると
風が思い出を運んでくる
燃えていた 何に燃えていた
僕が指揮者で君が伴奏者
指揮なんて楽だと思ってた
でも目立つのは苦手だった
君はどうだったんだろう
誰も集まらない放課後練習
全く知識のない僕に
真剣に指揮を教えてくれたね
自信に満ちている君は
何だか新鮮だったな
隣のクラスの自由曲を
遊びで弾いてたりもしてたね
僕はそのころやっと自分のクラスの
曲の良さが分かったかな
いろんな顔でピアノを弾く君を
僕だけが知っている
そう思いたかったんだろうな
冬が近づき 真っ赤な太陽の
斜めが眩しさを増していく
このままずっと本番が
来なければいいのに なんてな
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