401140 / さやさや
思い出色のキャンディ①夢の味がしたキャンディ
甘さが嫌いになったのはいつから
いつも考えてばかりじゃ
溶けたことにも気付かない
きっと孤独の風が
過ぎた思い出が
僕の味覚を消していったのだろう
思い出の味がしたキャンディ
いつの間にか無くなってしまうのも
甘さに慣れきってしまうのも
あのときと同じみたいだね
きっと引きずる思いが
新たな決意が
僕の味覚を呼び戻すのだろう
さよならの味がしたキャンディ
いつの間にか消えてしまうんだね
喪失感には慣れないけれど
包み紙を握りしめた
涙の味がしたキャンディ
これが最後の一つかな
君の好きだった味だけ
残したまま
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