371464 / 無香料
羊がなく頃に塵も積もれば山となるって
出来上がったのはごみのような
所詮こんな僕が何人寄っても
文殊どころか邪魔にしかならない
遙か遠い遠い僕は
遙か遠い遠い僕は
いったい誰の夢を見る
いったい誰の夢を見る
羊がなく頃に
羊がなく頃に
今日が終わって今日が来る
友達ごっこを続けた先に
ときどき思う本当は
自分なんていないかもって
遙か遠い遠い僕は
遙か遠い遠い僕は
いったい誰の夢を見る
いったい誰の夢を見る
羊がなく頃に
羊がなく頃に
羊がなく頃に
羊がなく頃に
帰り道僕は見たんだ
ゴミの山で笑う文殊菩薩を
そこでやっと気づいたんだ
自分の生き方を不思議な感じだった
遙か遠い遠い僕は
遙か遠い遠い僕は
いったい誰の夢を見る
いったい誰の夢を見る
羊がなく頃に
羊がなく頃に
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[嵯峨山茂樹] 無香料さんの不思議な詩です。
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